第64回中部日本高等学校演劇大会

12月25日(日) 3番目上演(13:00〜)

名古屋市立緑高等学校演劇部 (愛知県)


堤 泰之 作  緑高校演劇部 潤色

太陽のあたる場所  

名古屋市立緑高等学校は、1969年、名古屋市東南部にある緑区初の高校として開校し、今年創立43周年を迎えました。

織田信長と今川義元が戦った桶狭間の古戦場を一望することができ、作家の司馬遼太郎氏が取材に訪れたこともあります。タヌキの親子も暮らす緑が多く静かな環境で、生徒は勉学や部活動に一生懸命取り組んでいます。

高台のてっぺんにあるので、どこから来ても最後にはんぱない角度の坂を登らなければならないのが欠点です。

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名古屋市立緑高等学校公式WEBページ




私たちのモットーは「愛される演劇部」。これは、お客様に自分たちの作品を楽しんで頂けるように努力するのはもちろん、学校生活のいろいろな場面で役に立ち、頼りにされる部活動を目指す、という思いが込められています。近頃は校内だけでなく自主公演やボランティア活動など、地域の皆様に喜んでもらえる取り組みにも力を入れています。

創部は開校と同じ1969年。本年度の部員は3年生8名、2年生6名、1年生13名の計27名。今は3年生2名と1・2年生が中心となって活動しています。

中部大会は4年連続5回目の出場です。「見に来て頂いたお客様に喜んでもらえる舞台」を目標に、私たちも楽しんでこの作品に取り組んでいます。

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 緑高校演劇部WEBページ 「みどりのまきば」


 「太陽のあたる場所」は、一昨年上演した「煙が目にしみる」の作者、堤泰之さんの2010年の作品です。「煙」の登場人物である野々村早紀の10年後が舞台となり、彼女を通して見た婚家の家族の絆が描かれています。本当は「煙」に関係するシーンがたくさんあったのですが、時間の都合でほとんどカット。今回は独立した一つのお芝居として演じます。

高校生が一人も出ない、大人の世界のお芝居ですが、そこは持ち前のチャレンジ精神で、悲しくも暖かい家族の物語を丁寧に描き出せたらと考えています。「心温まる舞台を丁寧に」を合言葉に、部員一同稽古に励む毎日です。皆様のご来場を心よりお待ちしています。

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 緑高校演劇部WEBページ 「作品紹介」