第71回中部日本高等学校演劇大会
12月24日(月) 5番目上演(16:00〜)
名古屋市立緑高等学校は、1969年に名古屋市東南部の緑区初の高校として開校し、今年創立50周年を迎えた、生徒数1,067名の全日制普通科高校です。 緑区の高台に位置し、校舎からは織田信長と今川義元が戦った桶狭間の古戦場を一望することができます。作家の司馬遼太郎氏も「街道を行く」の取材で本校を訪れています。少し前までは、タヌキの親子も暮らしていた緑豊かで静かな環境のなか、私たちは学業や部活動に一生懸命取り組んでいます。 やまのてっぺんにあるので、どこから来ても最後に「はんぱない角度の坂」を登らなければならないのが欠点です。 緑高校についての詳細はこちら↓をご覧ください。 |
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私たちのモットーは「愛される演劇部」。お客様に自分たちの作品を楽しんでいただけるように努力するのはもちろん、学校生活のいろいろな場面で役に立ち、頼りにされる部活動を目指す、という思いが込められています。近頃は校内だけでなく自主公演やボランティア活動など、地域の皆様に喜んでもらえる取り組みにも力を入れています。 創部は開校と同じ1969年。本年度の部員は3年生20名、2年生14名、1年生23名の計57名。今は1・2年生が中心となって活動しています。 中部大会は2年連続9回目の出場です。「見に来てくださるお客様に喜んでもらえる舞台」を目標に、私たちも楽しんでこの作品に取り組んでいます。 緑高校演劇部についての詳細はこちら↓をご覧ください。 |
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「父と暮せば」は、1994年に井上ひさしさんが書き下ろし、こまつ座が上演。以来、再演を繰り返してきた作品です。そして、緑高校演劇部にとっては初めてとなる井上さんの戯曲への挑戦です。時代考証や方言、調度の準備など、数々の課題と向き合う毎日となりました。 愛する者たちを原爆で失い人生の喜びから身を引こうとする美津江と、そんな娘の恋を何とか応援しようとする父竹造。日常をいとも簡単に破壊する戦争の恐ろしさや、少しずつ日々の生活を取り戻してゆく娘の心の再生を表現できればと考えています。 「見終わった皆さんが元気になる」、そんな舞台を目指して、日々の稽古に励んでいます。皆様のご来場を、心よりお待ちしています。 この作品の詳細についてはこちら↓をご覧ください。 |